~~NOTOC~~ ====== あの過去に刻む文字 ~ For you. ====== {{:あの過去に刻む文字 ~ For you..jpg?direct|}} {{あの過去に刻む文字 ~_for_you._アニメーション_.mp4}} ===== 基本情報 ===== ^ レア度 | SSR | ^ 属性 | Em | ^ キャラクター | フランドール・スカーレット | ^ イラスト | さり/MAIRO | ^ 登場日 | 2022日8月11日 | ===== パラメーター ===== ^ 項目 ^ Lv.1 ^ Lv.MAX&深化Lv.最大時 ^ ^ 戦力 | | 13926 | ^ Em | | 7085 | ^ Co | | 3857 | ^ Ro | | 2984 | ===== ミタマバースト ===== ^ Lv.1 | ボスに対しShot×8のダメージを与え、4秒間ノーツスコア+60% | ^ Lv.2 | ボスに対しShot×9のダメージを与え、6秒間ノーツスコア+65% | ^ Lv.3 | ボスに対しShot×10のダメージを与え、8秒間ノーツスコア+70% | ===== バーストリンク ===== ^ Lv.1 | 一定時間ノーツスコア+60% | ^ Lv.2 | 一定時間ノーツスコア+65% | ^ Lv.3 | 一定時間ノーツスコア+70% | ===== カグラエフェクト ===== ^ Lv.1 | | ^ Lv.2 | | ^ Lv.3 | 6秒ごとに62%の確率で5.4秒間、ノーツスコア+20%、100コンボ以上の時はさらに+20% | ===== おでかけ効果 ===== ^ Lv.1 | おでかけの必要時間-16% | ^ Lv.2 | おでかけの必要時間-17% | ^ Lv.3 | おでかけの必要時間-18% | ===== ミタマ紹介 ===== 何も知らなかったあの時の私はもういない。 たくさんの友達、賑やかな時間。 あの日、私の世界を壊した(運命)へ、 心からの感謝を伝えよう――。 ===== ミタマ解説・小ネタ ===== ==== ミタマ解説 ==== ガチャ「今宵の月は紅い月 紅魔郷20周年記念夢見くじ」にて限定SSRとして登場(恒常では入手できない) ガチャの名前からもわかる通り、原作「東方紅魔郷」発売20周年記念のミタマカード。 限定ミタマなのもあり、Em値が7000台と高く、スコアタスキルも有能である。 いっしょにピックアップされた事もあり、[[紅き月、祝宴、夢幻の時を願いて]]と繋がっているようなミタマカードだ。 ==== 小ネタ ==== 画面左下をよ〜く見ると大妖精のぬいぐるみ(?)がある。 (※考察) ミタマ紹介文に「あの日、私の世界を壊した(運命)へ、〜」とあるが、「壊した」はフランドールの能力、【ありとあらゆるものを破壊する程度の能力】に掛かっていて、「(運命)」は、フランドールの姉・レミリアの【運命を操る程度の能力】に掛かっていると思われる。 ===== ガチャで出てくる時のセリフ ===== 「そうして誰も、いなくならなかったのね」 ===== ミタマエピソード ===== ==== エピソード1 ==== キラキラ輝く飾りで包まれた、見渡す限りのパーティ会場。 豪華な食事に多くの客人。パーティを盛りあげるために奏でられる曲の数々。 今日は、紅魔館の記念日を祝う宴会が行われる日。 フランドール・スカーレットは見たことのない世界に、目を輝かせていた。 「――ずっと、世界は      静かな方がいいと思っていたわ」 凶暴だから、手がつけられないからという理由でかつて地下に幽閉されていたフラン。 食事や本は運ばれてくるし、そもそも自分から外に出るつもりもなかった。 だから、外の世界なんて知るきっかけすらなく、フラン自身もそれでいいと思っていた。 ――だけどそれは、間違いだった! 外の世界は、彼女が思っている以上にきれいだった。 外の世界は、彼女が思っている以上に広大だった。 未知の体験、見たこともない景色が、外の世界には当たり前のように存在していた。 「……でも、すこしは、うるさくてもいいかもね」 辺りを見渡せば、パーティの招待客たちがそれはもう楽しそうな表情を浮かべている。 チルノにちょっかいをかけられる美鈴の賑やかな声が聞こえてくるし、 その隣ではルーミアがマイペースに遊んでいる。 地下深くで、ひとりぼっちだったあのときとは、大違いだ。 「お外に出てきて、本当によかったわ」 ようやく手に入れた幸せな時間に、フランは子供のように笑うのだった。 ==== エピソード2 ==== あの日、地下から出てきたことで、真の幸せをつかみ取ったフランドール。 だが、自分の力だけで外の世界に足を踏み入れたわけではない。 部屋の外に出るきっかけとなったあの日があるから、今のフランが存在する。 「ま、感謝ぐらいはしといてやろうかしら」 気恥ずかしさから、今まで伝えていなかった言葉。 それを伝えるべき相手を、フランは知っている。 「言葉にするのは格好良くないし……      文字でいいかしら、それもすぐ消えるやつ」 それは誰かに対する言い訳か、自分を納得させる理由づけか。 フランは席を立つと、軽やかに指先を動かし、壁――ではなく、宙に向かって文字を書いた。 「これが、私の気持ち。たった一度の感謝だから、      早く見ないと消えちゃうわよ?」 そう言い残すと、フランは満足げな表情を浮かべながら、軽い足取りでテーブルへと戻っていく。 宙に浮かんだ短い言葉。 そこには、こう書かれていた。 『Thank you.      あの日、私の世界を壊した運命(あなた)』